バー練習の時はともかく、
パートナーと組んで踊るとき
バレッタで留めただけだと毛先がパートナーの目に入って危ないというのが
理由のようです。
でも、ふたりで踊る予定のない子供クラスでも
きちんとお団子にしてるので、
バレリーナーのプライドなのかもしれません。
それと日本人特有の事情もあったりして。。。
(要ハンカチ)
下図をご覧ください
こんな風に、アジア人と欧米人は頭蓋骨の形が違います。
バレエは欧米人がきれいに見えるよう開発されたダンスなので、基本、欧米人体型に近いほど美しいとされています。
手足の長さや胴のキレは進化を待つしかないとして、頭蓋骨の形は髪でごまかしてしまおう。
ということで
足りない後頭部を髪で底上げしてしまうんですね。
日本人はこうして努力します。
やりすぎると、頭がデカくなります。とほほ・・・
髪と同様の理由で バレエダンサーは爪も短くしておかねばなりません。
大人のバレエ教室ではそれほどうるさく言われませんが、
本格的なプロ養成クラスでは 事務所にいくつも爪切りが用意されてて、しっかり管理されていたと聞いた事があります。
「バレエダンサーは少しでも指を長く見せるために 爪を伸ばしている」
と少女漫画で読んだ事がありますが、良識的なダンサーがそんな利己的な事をするわけありません。
パートナーを傷つける恐れがあるからです。
伸びた爪で 目や肌を傷つけると 舞台を台無しにしてしまう恐れもあります。